余計な期待をさせないことが、人間関係を健やかに長く続けるコツ。

ふと、
余計な期待をさせないことが
人間関係を健やかに長く続けるコツ
なんじゃないかと思った。

私はどちらかというと
期待に応えたい人だ。
頼られたいし、
求められると嬉しい。
求めに応じることで喜ばれると
とても嬉しい。

だけどそのことで
自分の中での優先順位が変わり
自分が守ってきたものや
大切にしてきたものをおろそかにしたり
誰かを喜ばせる反面
別の誰かを悲しませるということがある。

それで喜んでくれる人がいても
なにかが違っているんじゃないか。

手織りの仕事の時は
余計な期待をさせないように
すごく気をつけているのに
それ以外だとどうして基準が緩んでしまうのだろう。

 

期待に応えたとき
相手は喜んでくれる。
認めてくれる。
それが嬉しい。

期待に応えようと
努力を続けられるのなら
それもいいのだと思う。

だけど当然ながら
すべての期待には応えられない。
どこかで線を引いて切らないといけない。
自分の時間もエネルギーもお金も
無限に湧いてはこないから。

どこで線を引くべきか、
自分ではよくわからない。
小さな約束を守れなくなることが
ひとつのサインなのだと思う。

そしてときどき振り返って
おかしなことになっていると気づいたら
修正することが必要だ。
そのままぐんぐん進んでいくと
いろいろまずいことになる。

 

応えたい気持ちがあっても
線を引き、期待をさせない。
それはもしかしたら
あまりにも安全すぎて
つまらなく見えるかもしれない。

だけど約束を守るということを
自分に求めていったら
通る道なのかもしれないなと思う。

 

 

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