もしかしたらアクセサリー作家になっていたかも

作家活動をお休みしていた2年ほどのあいだ、自分が手織り作家に戻れるかどうかもわからず、と言ってただ「生活」だけをしているのは物足りなくていろんな可能性を探っていました。そのひとつがアクセサリー制作。

ピアスをしている女性
こちらは自作

どうしてアクセサリー作家にならなかったのか。

アクセサリー制作も楽しかったんですが、私が作りたいものを作るには知識も技術も足りなすぎたし、そこへ辿り着くまでかかる年数や必要な研鑽を想像すると「あぁこれは私の仕事じゃないな」と思ったのでした。

「もしかしたら辿り着くことは不可能じゃないかもしれない。だけど、あえて努力を重ねる理由も情熱も見つからない」って。

もっと気楽にやれば?って意見もあるなーと思うけど、極めたかったし、自分だけの表現を見つけたかった。そのとき「あの…手織りならできるじゃん?」と心のどこかで声が聞こえた気がしました。

けれど手織りの道に戻るには、そこからさらに1年ほど時間が必要でした。

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