○お知らせ:手織りを知らない人に向けた発信をしていきますよーー!

○ごあいさつ

こんにちは、あかりとりです。みなさまお元気ですか?
前回ブログを書いたあとは、新しいオンラインショップをオープンしたり、新作を制作したり、素敵な作品写真を撮るために学び実践したり、Instagramにを触ってみたりしていました。「創作をライフワークとしてやっていく」と決めたので、いろいろ修正確認しながら、やることたくさんです。

そのなかで思うことがあったので、書いてみたいと思います。結論から言うと「手織りを知らない人に向けた発信をしていくよ」です。

 

○「ふつうの人は手織りと手編みの区別がつかないんだなぁ」

「ふつう」とは、手織りにあまり触れたことがない人という意味です。お話ししていると意外とそういう方が多いのだなぁと感じました。私は10代の頃から20年以上手織りをやっているのでその感覚がよくわからなくなっていました。作品そのものに興味を持ってくれている方でも区別できていない方がほとんでではないかなーと思います。

もちろん、専門家ではないのであたりまえなのですが「それくらい知られていないんだな」と自覚できる印象的な出来事でした。

ちなみに織りと編みの違いはこんな感じ。(引用した文章は手で作ることと機械で作ることは区別していません)

織物(おりもの)とは、糸を縦横に組み合わせて作った布地である。織物を作ること、あるいはその織り方や風合いを織り(おり)といい、完成した製品(織物)も技法や産地を冠して「〜織」(おり)というものが多い。
(wikipedia日本語版UTC 2022年6月22日 (水) 16:16更新)

編み物」よりー日本語でも、糸を素材とする場合には、「編み」と「織り」は、糸と糸の関係、構造(トポロジー)は明確に区別されている。織物が、多数の経糸(たていと)および(しばしば1本の)横糸を用いて、糸が交差する構造で「一段ずつ」布地を作ってゆくのに対し、編み物は、結び目を作る要領で「一目ずつ」形を作って行くことが特徴である。
(wikipedia日本語版UTC 2021年12月14日 (火) 22:44更新)

文字で読むとなんのこっちゃですが、実際作り方もできあがる布も全く違うものなのです。

 

○「手織り」を知ってる人を増やしたい

オンラインで作品を販売して、ほかの作家さんを探したりしていると、手織り人口そのものも少ないのだなぁと感じます。例えばInstagramでいえば、「#手編み」は109万件の投稿があるのに対し、「#手織り」は30万件あまり。3倍以上の開きがあります。

それは趣味としてはじめるときの初期費用の高さに要因があるのかもしれません。今では2000円くらいで買える手軽な卓上の織り機などもありますが、私が手織りをはじめた頃は安くても数万円しましたし、本格的な織り機を買おうとすると40万円くらいしましたので。

糸も手編み用のものは100均でも売っているのに、手織り用の糸を購入できる実店舗は日本全国を見渡しても数えるほどです。(手編み用も使えなくはないけどちょっと違う)

「織物自体はすごーーーく昔からあるのに、多くの人の頭の中には『手織り』がない」
「手織りのことを知ってもらいたいなーーー」
「知ってもらえたら『手織り』を探してもらえるようになるかも」
という気持ちが芽生えてきました。

 

○今後やってみたいこといろいろ

・手織り作家になるまでのストーリーをインタビュー(いろんな作家さんに)
・手織りイベントに参加、体験レポ
・手織り体験主催(いろんな技法、体験もしたい)
・手織り映画自主上映
・作品ができあがるまでの工程を紹介
・手織り企画:羊毛1頭分を使い、その羊の名前で販売
・日本と世界の手織り紹介
・海外で作品展
・手織り作家、手織り関連shopのリンク集作成

やりたいことはたくさんあるけど、実際そんなに元気いっぱい人間ではないので全部やるのはむずかしいと思うのですが(予防線。笑)マイペースでやっていくつかでも実現できたら上出来かなと思っています。

 

○手織りのこと教えてください

手織りを20年以上やっているのに本当に知らないことがたくさんあります。あなたのおすすめの手織り作家さん、おすすめの手織り本、「こういう手織りがあるよ」など情報お持ちの方は教えていただけたら嬉しいです。コメント欄、SNSのDMなどからどうぞー!

●Twitter(雑多なつぶやき)

●Twitter(手織りのつぶやき)

●Instagram

 

○さいごに

ここまで読んでくださった奇特なみなさま、ありがとうございます。

手織りを通してゆったりした空気や丁寧さを感じることができる、そういう世界を広げていきたい。自分が大切だと思うことを、自分にできる形で育てていきたいなと思います。

 

 

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