深掘り:恐れとの向き合い方

朝、あることについて瞑想をした。
一番最初に浮かんできた気づきは
「恐れ」を持っているということ。
私はそのことに関わると
いつも強い恐れが湧いてくる。

 

時間を置いてもう一度瞑想してみた。
「何が恐いの?」と問うてみた。
「自分が大切じゃないと思われること」
という思いが浮かんできた。
大切じゃないと思われると想像すると
足元が崩れるような
背中がサーっと冷えるような感覚になる。

 

「どうして大切じゃないと思われることが恐いの?」
と問うてみた。
「相手にじぶんの価値を委ねているから」
と浮かんできた。
自分の価値を自分で決められていたら
大切と思われようが思われまいが関係ない。
きっと私は限定された場面でならこれができている。
だけどできない時があるということ。

 

「なぜ価値を委ねているの?」
と問うてみた。
それはとてもよくあることのようにも感じた。
他者に価値を委ねることは
いろんな場面で起きている。
「居心地がいいから。いつの間にか少しずつ『自分』が相手に移ってる」
「相手の中に住処を見つけて居心地良さそうに座ってる」
と浮かんできた。
大切じゃないと思われるということは
その居心地の良い住処を失うということだ。
それは背中がサーっと冷えちゃうよね。

 

ーーー

 

瞑想深掘りはいったん終わり。
こういう思いを持つようになったのは
目の前の出来事や相手だけじゃなく
これまでの経験や生い立ちや
自分の特性のせいでもある。

 

なんにも意識しなくても
安心していられる人がうらやましい。
私は安心を感じるために
たくさん努力が必要だ。

 

良い悪いは置いといて
まずは現在地を知ること。

 

恐れと見つめあっていたら
自分がどうしたいのか
なんとなくわかってくる。
焦燥感とか飢餓からじゃなく
自然体でしたいこと。

 

私は私
恐れは恐れ
私が安心していると
恐れもやわらかくとけていく。

 

 

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