不登校だった頃はよく図書館に行っていた

今日は思い出話を書きます。 図書館といい大人について。

私が現役の不登校だったのは20年ほど前。まだインターネットってそんなに発達していませんでした。

グーグルが設立されたのが1998年(22年前)と言ったら時代感が伝わるでしょうか?

ググるなんて言葉はもちろんなかった頃のことです。

 

賢くなりたかったし、学校へ行っていないことに対しても焦りがあったので、埋め合わせるかのようにたくさん本を読んでいました。

速読とかは全然できなくて、ただひたすら大量の時間を読書へ投入するといった具合。

 

読むのは小説が多かったけど、自己啓発書も読んだりしました。読みたい本をリクエストできる制度があったのですが、カーネギーの「道は開ける」をリクエストして司書さんに驚かれた記憶があります。(自己啓発書の原典みたいな本。中学1年生くらいの頃でした)

なんで読みたかったかというと、まず自分自身が行き詰ってたし、どう生きていったらいいか分からなかったというところに「道は開ける」というタイトルが目に飛び込んできて(新聞か何かの広告に載っていたんだと思う)「読みたーい」と思ったのでした。

内容はあまり覚えてなくて(汗) セールスマンの方の話だったような。話し方教室だったかな…。(汗)

中1の私にはちょっと早かったようで全然ささらなかったのですが、一応全部文字は追いかけて読みました。

 

通信制の高校に在籍していた頃は、レポートを書くために新聞をコピーしに図書館へ行っていました。館長さんと仲良くなって、たまにお話していました。親切だったな。

いろんな大人がいるけど、どこかには優しい大人や価値観を押し付けない大人っているんです。そういう人が与えるインパクトって、穏やかで一見目立たないけど人生に深く刺さるなぁと思う。

もしも現在そういう大人がまわりにいるとしたら、それはすごくしあわせなことだからじっくり味わってください。いろんな環境の変化でその人と疎遠になったとしても、そういう人が与えてくれた信頼やあたたかさは残るし、つらい時に支えてくれるから。