没頭すると体は疲れる〜あたり前のことに気づいて生きやすくなったこと〜

私は集中力がある。
もちろんなんでもというわけではなくて、
好きなことや興味のあることに限定した話だが。

 

例えば中学生の頃パッチワークにハマっていた。
その頃は不登校だったのでとにかく時間が
たっぷりあった。
チクチク針を動かして、
ごはんも食べたんだか食べてないんだか
気づくと7時間経っていたということもよくあった。
それでもまだやろうとしていた。
体が痛くなって動かなくなってやっとやめられる。

 

あとは小学生の頃、本をよく読んでいた。
その頃も不登校だったから時間はたっぷりあった。
ゴロゴロしながら朝から晩まで読み続けた。
スピードはそんなに早くなかったから
そんなに読んでも1ヶ月で9冊がMAXだったかな。
名作や当時の流行りもの、好きな作家の本をたくさん読んだ。

 

そういう過剰さが私の中で「好き」の基準だった。
その後好きになったこともそういう圧倒的な
エネルギー注入があってはじめて「好きだな」と
認めることができた。

働くようになって
「どうして好きなことをやっているのに疲れるんだろう」
「私は弱い」
と思い込んでいた。

 

ちがうよ。
そんなに没頭したら疲れるのがあたり前。
ある人から指摘を受けてはじめて気づいた。

 

それまでも疲れていることには気づいていたけど
疲れることやってるからだということには気づいてなかった。

 

気づいてからまだ1年経っていない。
それからは意識して睡眠をとるようになった。
夜遅くまで出歩くことも控えた。
(カフェでずっと書き物したりしてた)
ちょっと楽になった。

 

あたり前のことに人は意外と気づいてないものなのだ。
たぶん今も気づいてないことがたくさんあるのだと思う。
これからもたくさんのことに気づいて
そのたびに生きやすくなっていくのだと思う。

 

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